/ posted by ヨシヨシ

これから僕らはどのような形で商品を受け取ることになるのか?

どうも、3回目のyoshiyoshiです。

今回のテーマは「これからの商品の受取り方」です。

前回の「店頭受取サービスのふしぎ」の記事の一部だったのですが、テーマが広がってしまったので別記事にしました。

ちなみにサブテーマは「三河屋のサブちゃん」です。
こちらはラストで触れていますのでどうぞ最後まで読んで下さい!

■これからの僕らの商品の受取り方

1)自宅ではない場所で受取る
2)短時間で受取る
3)店頭で試着して自宅で受取る
4)配送業者じゃない人から商品を受取る
5)ロボットから商品を受取る
6)オンラインで購入した瞬間に商品を受取る

 

1)自宅ではない場所で受取る
海外ではコンビニや不在時の宅配ボックスなどが少ないため、日本とは違い受取用のコインロッカー型のボックスが普及しているらしいです。国内だと楽天ボックスが大阪や福岡にありますよね。

楽天BOX
※2015年1月現在の設置場所
「大阪市営地下鉄なんば駅」「西鉄天神大牟田線 西鉄福岡(天神)駅」「西鉄天神大牟田線 薬院駅」
event.rakuten.co.jp/r-box/

 

 

2)短時間で受取る
ネットで購入後、1~2時間以内に商品が届きます。
物流倉庫からではなくスーパーマーケットやコンビニの最寄り店舗から配送するケースが多いので日用品がメインになります。
僕は飲料系をカクヤスで購入する理由がコレです。(だいたい1時間後に届けて貰えます)

お弁当お届けアプリ「bento.jp」はアプリで注文後20分でオフィスまでお弁当を届けてくれるサービスです。そのスピードに利用者は驚いてくれるようで顧客満足度が高くて、配送スタッフの高いモチベーションにつながっているらしいです。(地域は渋谷区/港区の一部地域のみ)

bento.jp from bento.jp on Vimeo.

 

 

3)店頭で試着して自宅で受取る
店頭で買った商品を家に送って貰えます。買い物袋を持って、移動するのは大変ですよね。

ただし、店舗配送ではなく配送システムが整っているオンラインショップを利用して送ってもらいます。

ショップで試着して着心地を確かめてから、店頭設置してあるPCからオンラインショップでお買い上げしてもらいます。
つまり、お店には試着しに来ているだけの感覚ですよ。

アメリカの「BONOBOS」というショップは、完全予約制で来店し専任のスタイリストに接客をして貰い、店頭からオンラインショップで購入して、自宅に届けて貰うという完全ショールミング型の店舗です。来店⇒接客⇒購入⇒配送がすべて高い顧客体験になっており、店舗展開を増やしています。

 

 

4)配送業者じゃない人から商品を受取る
AMAZONではタクシーを利用した配送の実験中です。

~東洋経済より引用~
アマゾンは配車サービスアプリ「フライホィール」を使って同社の物流センターにタクシーを手配。届け先地域が同じ最大10個の荷物を各5ドル程度で配送する実験を行っている。
toyokeizai.net/articles/-/52613

物を運ばないで移動している乗り物や人の空き時間を活用しようという動きですね
Airbnbのような空き時間を活用してお小遣いを稼げるサービスが流行っているので、町のマラソンランナーや犬の散歩をしている人に受け渡しをお願いするサービスなどはアリかもしれないですね。

 

 

5)ロボットから商品を受取る
Amazonがドローン(無人航空機)を使った配送の実験の準備を始めています。

~iPhone Maniaから引用~
ドローンを使って30分以内に荷物を配送するPrime Airサービスの開発には、屋外での飛行実験が必須です。Amazonは米国内で実験を行いたいと主張し続けてきました。2014年7月には、シアトル近郊での飛行実験許可をFAAに申請しましたが、いまだ許可は下りていません。
iphone-mania.jp/news-55169/

このAmazonのドローン配送の構想が世の中に出たのが2013年12月でしたが、今年中には現実に利用されるサービスになりそうですね。
Amazon、いつも早すぎです。

 

 

6)オンラインで購入した瞬間に商品を受取る
Amazonの究極は、購買予測技術を駆使して利用者の購買を事前予測してしまい、購買前にすでに届ける準備をしてしまうことを考えているらしいです。もはやAmazonの倉庫に住んだ方が早そうですね笑

~TechCrunchから引用~
1つ以上の商品を最終配送先に届けるために1つのパッケージに梱包し、パッケージを送る配送先地域を選択して、出荷時には宛先を完全には指定せずにその配送先地域に商品を出荷、パッケージが輸送されている途中に、正確な配送先を指定する。
jp.techcrunch.com/2014/01/20/20140118amazon-pre-ships/

 

 

 

■商品を早く届ける以外に大切なこと

商品を早く届けるためのスピード勝負という側面が強くなる一方で、注文から発送まで数ヶ月もかかる”予約販売“が伸びていたりします。またBONOBOSのようにゆったりとした買い物を楽しむという体験が受け入れられています。

テクノロジーが進化して普及していけば、小さな店舗や街の商店街でも商品/在庫管理が簡単にできて配送革命が起こります。
そうなると、サザエさんに登場している”三河屋のサブちゃん“が街に増えてくるはずです。

サブちゃんは「商品」だけではなく「無駄な世間話」も届けてくれます。「誕生日を覚えてくれる」かもしれませんし、「ちょっと面倒な話」も持ってくるかもしれないです。このやり取りによって顧客との繋がりは深くなり、ショッピングを”物と金の交換以外の意味のあるもの“にしてくれるはずです。

そんな部分をもっと盛り上げていきたいと思う、今日この頃です。

サブちゃん

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